カニにはいろいろな地方の名前がありますが、せいこ蟹って聞いたことありますか?
せいこ蟹といっても実はズワイガニのことです。
でもいつも食べているズワイガニよりかなり小さいかにです。
同じズワイガニ(松葉蟹)なのになぜ?
それはせいこ蟹が雌蟹(メス)のカニだからです。
ズワイガニの世界ではオスのほうが大きい!
なぜかというと、メスは卵に栄養を一生懸命与えるから、脱皮を途中でしなくなるんです。
だから大きくなれない。
せいこ蟹の解禁は、かに解禁日(11月6日)翌年の1月10日頃までです。
たった約2ヶ月しか水揚げが出来ない貴重なカニです。
せいこ蟹はズワイガニのメスですが、卵をお腹にたくさん抱えています。
だから、別名を「親ガニ」とか「子持ち」などと呼ばれます。
見たまんまの名前ですね。
また地方によっては、「香箱ガニ」とか「コッペガニ」とも呼ばれます。
こっぺがにって???
せいこ蟹は小さいと説明しましたが、どれくらいの大きさなのでしょうか?
甲羅の幅が7~8cm程までしか大きくなりません。
小さいですね。
この大きさで、ちゃんと成熟しています。
産卵のため栄養を蓄えなければいけないので、脱皮をしない。だから大きくなれない。
せいこ蟹の魅力はなんといっても卵です。
せいこ蟹には外子と内子があります。
外子とは体の外から見れる卵です。
カニのお腹に抱いている卵のことです。
せいこ蟹の内子はお腹の中にある卵巣のことです。
独特の風味がファンにとってはたまらないのです。
まるで熟成されたチーズのような食感です。
昔は安かったそうですが、今は高級品?
旅行でカニを出す宿ではせいこ蟹を食べさせるところはあなり無いでしょうね。
あの大きなズワイガニを出さないと客様は納得できないでしょうから。
せいこ蟹を食べる場合は、通販で購入することになると思います。
せいこ蟹を扱っている通販を探せば見つけることが出来ます。
せいこ蟹が届いたら、ゆで方に注意しましょう。
いきなり熱湯に入れると、ばらばらになります。
まずは水で締めます。
そしてたっぷりのお湯に塩を入れてせいこ蟹を腹を上にしてゆでます。
でもやっぱり大きなズワイガニが食べたい方は、こちらの通販で!
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セイコガニの通販サイトを見つけたら紹介します。